狂人日記

ある男の人生記録です

俺は強くない

15.6歳ぐらいまでは自分はそんなには弱い人間だとは思わなかった

ある事件をきっかけに自分の弱さを自覚させられたのだがその事件の詳細は省くがそこで自分の弱さの根拠を探っていくうちに自分は孤立恐怖症もちの人間だということに気付き、さらに孤立恐怖症の根拠を探っていくうちにどうやらこれは母親との関係に原因がありそうだと気づいた。

子供の頃は今と真逆の性格で元気で活発な男の子だった。
体を動かすのが大好きで友達とお喋りをするのも大好きだった。
子供のころは無意識的にはわかっていたとしても意識的に自分が弱い人間だと感じたことはなく、寧ろ普通の人間よりも強い人間だと思っていた。

で、その事件をきっかけにネクラで全く覇気のないネットで言うとこの言わば陰キャになってしまったわけだが、俺がもっと強くて賢ければこんなことにならずにすんだ。

俺が強ければ事件もうまく切り抜けることが出来たであろう。

俺の不幸は全て自分の弱さに原因があるのであってもっと強ければ上手く切り抜けられたことばかりだと思う。
もっと美味しい思いもできたのではないかと思う。

何が辛いって暗いキャラで生きて来たために楽しい思いでも殆どなく陰鬱で淀んだ20数年を生きて来てしまったことである。
陰キャ暦が余りにも長すぎた。したいことは山ほどあった。
それなのに殆ど実現出来なかった。無駄にした時間が長すぎてもう取り返しがもうつかないのかと思うと泣きそうになるが、失った時間だけはどうにもならない。

辛い。辛すぎる。時間だけはどうやっても取り戻せない。
自殺が頭をよぎる。しかし死ぬ勇気はない。相も変わらずただ惰性で生きる日々が過ぎていく。

若い子には自分の人生を生きてほしいとおもう。
時間を無駄にせずにしたいことをしたいように、やりたいことをやりたいように、なるだけ生きてもらいたいと思う。

俺の人生は今振り返ってみると後悔しかない人生だったが若い子にはなるだけ後悔のない人生を生きてほしいと思う。